一般理論

要するに、『一般理論』の結論は、要するにこんな箇条書きでまとめられるだろう:

  • 経済は、全体としての需要不足に苦しむことがあり得るし、また実際に苦しんでいる。それは非自発的な失業につながる。
  • 経済が需要不足を自動的になおす傾向というのは、そんなものがそもそも存在するにしても、実に働きはのろくて痛々しいものだ。
  • これに対して、需要を増やすための政府の政策は、失業をすばやく減らせる。
  • ときにはお金の供給(マネーサプライ)を増やすだけでは民間部門に支出を増やすよう納得させられない。だから政府支出がその穴を埋めるために登場しなきゃいけない。

http://cruel.org/krugman/generaltheoryintro.html