表面電荷蓄積(surface charging)

(下記の続き)
http://d.hatena.ne.jp/Yugo/20040627

  • 平行平板放電ではchargingの影響があまり現れない:おそらくchargingが十分進むよりも前にsurface leakage(recombination)が起こるため
  • charging steady stateになるまでの時間は、高密度プラズマで数十μsec程度。
  • 高密度プラズマ(電子密度:10^11〜12/cm^3)での電子フラックスは10mA/cm^2程度。→平行平板放電では電子密度は10^2オーダー程度小さいので、フラックスは0.1mA/cm^2程度と考えられる。

SiO2のchargingを考える場合:

  • SiO2は層間絶縁膜として用いられるので、エッチングの終了時にはSi膜が下部に現れる。
  • 従って、エッチング進展時と終了時のcharging stateは異なる。

絶縁膜エッチングの際の放電シミュレーション

  • 絶縁体がある場合のPoisson's eq.の解は?
  • 流入する電子/イオンはchargingに寄与する-> そのcharging state もPoisson' eq の右辺ρ/εに寄与する
  • conduction currentは0
  • 電極板上の変位電流は?